包丁を持ち運ぶ時、どのように持ち運ぶのがいいのか迷いますよね?
さや・布ケース・アタッシュケースなどいろいろあるのは分かっているけれど、どれにするのがいいのか?迷う人が多いです。
そんなあなたの為に、このページでは現役料理人である私が”包丁を運ぶ際のポイント”とおすすめを紹介します。
包丁ケースとは?
包丁を収納し保護する物、包丁を安全に持ち運ぶための物です。
その為、必要な包丁ケースは持ち運ぶシチュエーションによって変ってきます。
あなたのシチュエーションに合ったものを選ぶのが失敗しないポイントです。
包丁ケースの選び方
種類とメリット・デメリット
包丁ケースは主に鞘(さや)・布ロールケース・ソフトケース・ハードケースの4種類に分けられます。
それぞれのメリットとデメリットについての解説は下記。
鞘(さや)
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- メリット:手軽で安価。
- デメリット:1本ずつばらばら・簡易的でそのままでは運べない。
布ロールケース
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- メリット:比較的安価・まとめて持てる・包丁の種類の融通がきく。
- デメリット:そのままでは運べない・巻くので刃先に負担がかかる・布なので突き抜ける可能性が比較的高い。
ソフトケース
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- メリット:ハードケースと比べると安価・まとめて持てる・刃先への負担が比較的少ない・包丁の種類の融通がきく・そのまま運べる。
- デメリット:商品数が少ない・包丁が突き破る可能性がある。
ハードケース(アタッシュケースなど)
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- メリット:突き破る可能性がない・刃先への負担がない・出先でも場所を気にせず置いておける。
- デメリット:値段が高い・1本ずつ固定されるので種類が限定されやすい・見た目が物々しい。
選び方・注意するポイント
「どの包丁を何本持ち運ぶのか?」は確認するべき重要ポイントです。
収納できる種類とサイズを確認する
持ち運びたい包丁のサイズ(長さ)種類(厚さと形状)を確認して対応できるものを選びましょう。
せっかく買っても運びたい包丁が入らなければ意味がありませんから要注意!
収納できる本数を確認する
持ち運びたい包丁の本数を確認して収納できるものを選びましょう。
必要な本数が入らないと意味がありません。
特にハードケースは1本ずつ固定されるので、種類とサイズの融通がきかない構造です。
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私もそうですが、仕事だと「所持している包丁がすべてが入るように」と考えがちです。
後々、包丁を買い足す事もあるので主要な包丁だけ入るものを選ぶことをおすすめします。
あなたに合った包丁ケースの選び方(シチュエーション別)
あなたが包丁を持ち運ぶ理由はなんですか?
その理由や状況によって”包丁ケース”と”運び方”は変ってきます。
包丁を持ち運ぶ理由とおすすめの包丁ケース
キャンプ、釣りなどアウトドア
アウトドアが目的で包丁を持ち運ぶ方は万能な包丁を1本だけ運ぶことが多いです。
この場合、圧倒的にさやがおすすめになります。
さやは1本の包丁を保護し運搬を安全にすることができるからです。
数を持つ必要がありませんし軽量で必要最低限なのでベストな選択と言えます。
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クーラーボックスの中にさやで保護して収納するなどが考えられますね。
さやに収納していても車のダッシュボードなどすぐに取り出せる場所に保管すると銃刀法違反にあたる場合があるので要注意!
料理教室など習い事や友人とのパーティ
運搬先で料理をする場合、必要に応じて2~3本の包丁が必要な場合が考えられます。
この場合さやだけではラフすぎです。
おすすめは、
- ハードなさや+しっかりと収納できるカバン
- 布巻きケース+しっかりと収納できるカバン
- 簡易なさや+ソフトケース
などの組み合わせです。
1の場合は布でまとめられるようにすると良いです。
1本であっても布などでしっかりと巻いて安全性を高めましょう。
2の場合は布巻きケースの前に簡易なさやに入れるとなお良いでしょう。
布巻きケースは帆布など丈夫な布が使われていますが破れないわけではありません。
包丁の先端をさやで保護することで安全性が高まります。
料理人など仕事
プロの方にはハードケースをおすすめします。
仕事道具である包丁の欠けなどを防ぐためにもハードケースは重要です。
仕事の場合、本数や種類は人によって違います。
そして、包丁が3本以上あることも多いはず。
今後、増えるかもしれない多くの包丁をすべてカバーするのはムリです。
そのため、必要最低限の包丁が収納できるケースを選ぶのがおすすめ。
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私は包丁を10本以上持っていますが、全部入るハードケースは持って無いです。
最低限の本数が入るハードケースがあると仕事先で包丁の置き場所に困らないのでおすすめですよ!
現役料理人がおすすめする包丁ケース5選
さや+ソフトケースなどの組み合わせであれば持ち運びも安全。
さらに見た目もスタイリッシュなので出先でも好印象です!
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 包丁サヤ
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さやで絶対的におすすめなのが”キャプテンスタッグ”です。
ポイントは洗える素材と通気性の良さ、さらに抜け防止のストッパーがついているところ。
汚れが溜まりがちなさやも衛生的に保つことができます。
ストッパーがついているので単体で収納しても包丁がさやから出ることがないのでおすすめです。
ただ、1~2本なら問題ないのですが5~10本となると値段がかかりすぎるのがマイナスポイント!
持っているすべての包丁に高価なさやを用意すると高くなってしますので、
必要な包丁を選んで購入するのが良いです。
サイズなどの詳細は下のリンク先でご確認ください。
OUNONA 包丁ケース ナイフカバー
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OUNONAの包丁カバーは安価で衛生的です!
その為、上記でおすすめしている”組み合わせての使用”に最適。
ロールケースやソフトケースと組み合わせることで刃に優しく安全性を高めます。
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さやを付けることで繊細な包丁の刃先を保護するとともに、持ち運びの安全性を高めます。
重要ポイントなのでよく考えてみてください。
藤次郎 帆布ナイフポケット
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藤次郎のロールケース帆布製です。
船の帆に使われる非常に丈夫な布で作られています。
構造上ゆとりがあるため、出刃包丁など特殊な形状の包丁にも対応可能。
多くの数を収納でき、非常に使い勝手が良いケースです。
しかし、布製で包丁が突き破る可能性があるため、さやとの併用をおすすめします。
事故の原因になります!収納できる数は多いですが入れすぎないようにしましょう。
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ロールケースをそのまま手に持って持ち運ぶのはラフすぎです。
カバンなどにしまうことをおすすめします。
Bemin 包丁バッグ
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ソフトケースは手軽さがうれしい包丁ケースです。
包丁の種類を限定せずに多くの包丁を収納することができます。
スタイリッシュな見た目もおすすめのポイント!
料理教室やパーティなどに良いでしょう。
刃をむき出しで収納すると突き破る可能性があるので注意!
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ロールケース・ソフトケースの商品画像は刃がむき出しで収納されているものばかりです。
あぶないので、さやを付けるか段ボールやプラ板などで刃を保護して収納しましょう。
さやと併用することで、安全で刃にも優しい包丁ケースとなります。
サイズなどの詳細は下のリンク先でご確認ください。
遠藤商事 庖丁ケース 6丁入用 塩化ビニール AHU7401
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プロが持ち歩く、包丁のハードケースの定番がこちら。
完全に包丁が固定されるため、破損などの心配がなく包丁ケースの最高峰です。
落としたりしても刃が突き破って出てくる心配がなく、さやも必要ありません。
鍵をかけることができ、そのまま持ち運ぶことができます。
高価な点がマイナスですが、新しい職場などに行く時も包丁の置き場所に困ることが無いのは大きなプラスポイントです!
まとめ
包丁ケースは安全に包丁を持ち運ぶためのものです。
安全に運ぶためには、まず包丁の刃を保護することが絶対に必要。
サイズや収納数も大事ですが刃の保護も忘れないようにしてくださいね。