【秘密】世界に認められた包丁ブランド”GLOBAL”から日本人専用モデル”GLOBAL-IST”6選

GLOBAL-IST(グローバルイスト)は「オールステンレスもパイオニア」と言われているほどの、国内外で高い人気を誇る日本企業の包丁ブランドです。

海外製品ぽいおしゃれなGLOBAL(グローバル)のデザインを保ちつつ、国内専門に日本の食文化に合わせて作られたのが、このGLOBAL-IST(グローバルイスト)です。

特徴を大まかにまとめると、

  • 刀身と柄が一体となったオールステンレスの魅力的なフォルム
  • 皮むき・パン切りといった洋風のラインナップ
  • 小出刃・柳刃といった本格的な和包丁
  • 日本の食文化に合わせて細部にまでこだわった作り

すべてのグローバルイストを揃えればどんな料理を作るにも困ることはありません。

そのデザイン性の高さからキッチンインテリアとしても秀逸。

収納に入れるのはもったいない!目立つ位置に包丁ケースを置きたいところです。

手早くケースから包丁を引き抜き自慢の切れ味で食材を刻む、気分良く料理がはかどるのは間違いありません。

このページでは現役料理人の私が、グローバルイストのラインナップや特徴について、くわしく説明します。

グローバルイストの多彩なラインナップ

グローバルイストは日本的で使いやすい種類の物ばかりですが輝くシルバーがスタイリッシュで見ているだけでもあきません。

ただの見た目だけでなく、パンや魚、刺身といった食材や皮むきなどに適した形状なので、細かく使い分けることにより、今までよりも数段キレイに料理が仕上がります。

料理の腕もレパートリーも上がっていくのが実感できます。

主なラインナップは、以下のとおり。

  • 万能包丁 19cm
  • 小型包丁 15cm
  • 皮むき包丁 8cm
  • パン切り包丁 20cm
  • 小出刃包丁 12cm
  • 柳刃包丁 24cm

日本では馴染みのうすい皮むき包丁なども用意されているなど、世界規模で人気のメーカーのおすすめなのでしょう。

東京・六本木にある直営店では”GLOBALExport”という海外専用モデルの販売があります。

ここから、グローバルイストの豊富なラインナップについて、1つずつ紹介していきます。

万能包丁19cm (IST-01)

出典Amazon

グローバルイスト万能包丁19cmです。
万能包丁なのでメインの包丁として便利。
刀身が三徳包丁よりも牛刀よりの形状になっている。サイズが三徳よりも長く牛刀よりも短い。
1本でできることがなるべく多くなるように考えつくされていてまさに万能です。

小型包丁15㎝(IST-02)

出典Amazon

グローバルイスト小型包丁15㎝です。
長めのペティナイフで小さい食材を刻む、果物などの切り分けや皮むきがしやすい形状。
万能包丁とセットで持ちたいペティナイフです。

皮むき包丁8㎝(IST-03)

出典Amazon
人参の形を整える

グローバルイスト皮むき包丁8㎝です。
イストシリーズで最も刃渡りが短い包丁。
果物・野菜などの皮むきや加工がしやすい形状でペティナイフとは柄の形状が違います。
この柄は手で包みこむような切り方に向いていて刃の部分に力が入りやすいです。
尖端までの距離が近いので狙いやすく尖端での加工も簡単!
しかし、刃渡りが短いためペティナイフのように押し切りで刻むような切り方は不向きです。

”人参の形を整える”の画像のような切り方で果物の皮をむくことが多い方はおすすめ。
中指薬指小指でしっかり握ることができるため、親指を食材に添えても切りやすいのです。

パン切り包丁20㎝(IST-04)

出典Amazon

グローバルイストパン切り包丁20㎝です。
普段パンを食べる機会が多い家庭の方はおすすめです。
こちらのイストパン切りは日本人の好む柔らかい食パンを切るのに適しています。
他のメーカーでは見かけることのない形状でこだわりの品です。

小出刃包丁12㎝(IST-05)

出典Amazon

グローバルイスト小出刃包丁12㎝です。
小さめの出刃包丁で小型魚から中型魚までさばくことができます。
鯖か小ぶりな鯛くらいのサイズが適正でしょう。
オールステンレスなので衛生的で釣りに持って行くのにもちょうどいいサイズ。

こちらの小出刃は上のIST-04までと違い右利き用の片刃です。
左利きの方はIST-05Lになります。

柳刃包丁24㎝(IST-06)

出典Amazon

グローバルイスト柳刃包丁24㎝(IST-06)です。
ご存じの方が多いと思いますが柳刃はお刺身を切るのに適した包丁です。
ご自宅でお刺身を切る方は持っていて損はありません。
オールステンレスで手間がかからず衛生的です。

こちらの柳刃包丁は上のIST-04までと違い片刃で右利き用です。
左利きの方はIST-06Lになります

グローバルとグローバルイストの2種類がある

グローバルイストは新潟県燕三条にある吉田金属株式会社(YOSHIKIN)が作っています。

ただ、この会社が作っているグローバルは、

  • グローバルイスト
  • グローバル(イストがつかない)

この2種類があります。

最初にグローバル(イストがつかない)が誕生したのですが、洗練されたデザインと豊富なラインナップで日本より先に海外で評価されました。

その後「海外で人気がある日本製の包丁」という形で、日本国内でも広く知られるようになったわけです。

そして日本国内でのニーズに答えるため、すでに海外で人気だったグローバル(イストがつかない)はそのままに、新たにこのページで紹介している「グローバルイスト」が誕生しました。

グローバルイストは日本の料理や食材、そして日本人の包丁の使い方など、日本の食文化に合わせて仕上げた国内専用ブランドになっています。

刀身の長さや切っ先(尖端)から”そり”(尖端近くの刃がそり上がっている部分)の角度まで考えられてつくられています。

見た目は似ていますがただ名前を変えただけじゃない!

私は最初、正直なところグローバルイストは”GLOBAL”から売れそうな物を柄の色を変えてリリースしただけだと思っていました。

しかし、それは間違いです”イスト”は細部まで考えられた別物。

メーカーの商品とお客様に対する強いこだわりが伝わってきます。

グローバルとグローバルイストの違いは刃と柄。

ここからこの2つのちがいについて説明します。

ちがいその1:刃

イストの最大の特徴は”エクストラエッジ”と呼ばれる”本刃付け”(鋭い刃先を研ぎだすこと)がされている点。

メインのグローバルの刃はハマグリ刃と呼ばれる丸みをおびた刃に仕上げられています。

一方、イストの刃は鋭く研ぎ出されたエクストラエッジに仕上げられているのです。

ハマグリ刃とエクストラエッジの比較

ハマグリ刃(左)
切れた食材がすぐに左右に押し広げられ刃離れが良い
衝撃に強い。
(グローバル)

エクストラエッジ(右)
薄く鋭く切れ味が良い。
薄いので衝撃には比較的弱い。
(グローバルイスト)

もともと”本刃付け”されている包丁はあまりありませんでしたが近年増えてきています。 

ハマグリ刃とは
もともと日本で出荷される包丁の多くはハマグリ刃でした。
その理由は

  • 包丁は手元に来てから自分の好みに研ぎあげるという考え方が普通だった。
  • 薄く鋭く研ぎあげてあると輸送時に欠ける可能性が高くなるから
  • 薄く鋭いのが好みでない人もいるから(研いでしまえば戻せない)

これらが主な理由ですが、近年本刃付けされて出荷するメーカーが増えています。
一般家庭で包丁を研ぐという習慣が無くなりつつある今の時代のニーズなのでしょう。

ちがいその2:柄

グローバルとグローバルイストもう一つの違いは柄のドットの色です。

グローバルの柄はYOSHIKINの歴史あるブラックドット対してイストは新しくシルバードットが採用されています。

見分けのつけやすい違いですね。

グローバルブラックドット(左)

イストシルバードット(右)

イストは日本人が包丁を使う時の使い方を研究し、よりよいサポートをできるように作られています。

日本人が料理をするならイストは最良の選択と言えるでしょう。

グローバルイストの特徴

グローバルイストの特徴は日本人が使いやすいということ。

あらゆる面で日本人ファーストなのです。

包丁の種類ごとに日本人ファーストである特徴をまとめてみました。

種類日本人ファーストな特徴
万能狭い日本のキッチンで使いやすいように大きすぎない大きさでなるべく幅広い食材に対応できるサイズにしている。
日本のスタンダードである三徳包丁と海外の万能包丁である牛刀の良い部分を合わせた形状をしていて現代の日本人に扱いやすい形状を採用。
小型大きめな万能をカバーできる小さめ
でベストなサイズ、万能と合わせて持ちたい。
皮むき小さいので使いやすい、引き出しなどに入っているとかなり便利、メーカーからのおすすめの種類として用意したい1本。
パン切り柔らかいパンを好む日本人に合わせて普通よりも柔らかいパンを切りやすい形状にしている
小出刃日本の家庭でさばく可能性のある魚に合わせてサイズ・形・重さなどを研究し、通常であれば大小2本必要なところを1本でカバーできるように考えてある
柳刃専門度が高く、使用頻度は少ない種類ですが日本人ならではの種類を用意している

デメリット
私が使ってみて一つ気になるのはなんといっても持った時の感覚です。
長く樹脂や木製になれているので違和感があります。
これがダメな方はグローバルは合わないかもしれません。
しかし、馴れの問題ですから時間が解決してくれるでしょう。

ここまで日本人のことを考えて仕上げている包丁のシリーズは他にありません、しかもかっこいい!

まとめ

YOSHIKINのブランド”GLOBAL-IST”は世界で高い評価を受けてきた素晴らしい包丁日本国内専門包丁です。

気になっている方、まずは1本手に取って確かめてみてください。

六本木直営店では包丁の試し切りもできます。

オールステンレスのパイオニア”GLOBAL-IST”からのおすすめ!

海外製品ぽいおしゃれなデザインと日本の信頼できる性能を兼ね備えた包丁。

”GLOBAL-IST”はセットでそろえればさらにお得で満足できます。

キッチンのコーディネートとして一通りそろえる人も居るのです!

万能包丁19cm (IST-01)

グローバルイスト万能包丁19cmです。
万能包丁なのでメインの包丁として便利。
刀身が三徳包丁よりも牛刀よりの形状になっている。サイズが三徳よりも長く牛刀よりも短い。
1本でできることがなるべく多くなるように考えつくされていてまさに万能です。

小型包丁15㎝(IST-02)

グローバルイスト小型包丁15㎝です。
長めのペティナイフで小さい食材を刻む、果物などの切り分けや皮むきがしやすい形状。
万能包丁とセットで持ちたいペティナイフです。

万能包丁2点セット

GLOBALは値引きがないのでそろえるならセットがお得です。

皮むき包丁8㎝(IST-03)

グローバルイスト皮むき包丁8㎝です。
イストシリーズで最も刃渡りが短い包丁。
果物・野菜などの皮むきや加工がしやすい形状でペティナイフとは柄の形状が違います。
この柄は手で包みこむような切り方に向いていて刃の部分に力が入りやすいです。
尖端までが短いので尖端での加工も簡単!
しかし、刃渡りが短いためペティナイフのように押し切りで刻むような切り方は不向きになります。
ペティナイフとどちらか1本でしたら、より特性の違う皮むきを選ぶのもおすすめです。

”人参の形を整える”画像のような切り方で果物の皮をむくことが多い方はおすすめです。

パン切り包丁20㎝(IST-04)

グローバルイストパン切り包丁20㎝です。
普段パンを食べる機会が多い家庭の方はおすすめ。
こちらのイストパン切りは日本人の好む柔らかい食パンを切るのに適しています。
他のメーカーでは見かけることのない形状の刃が付いていてメーカーのこだわりがうかがえる品です。

驚いたことに”YOSHIKIN”ではパン切り包丁の研ぎなおしを受け付けています。
通常パン切りのような特殊包丁は切れなくなれば買い替えです。
丸いアーチののこぎり刃なんて普通では研げません。
パン切り包丁を研ぎなおししてくれるメーカーを私は他に知らないのでおすすめします

小出刃包丁12㎝(IST-05)

グローバルイスト小出刃包丁12㎝です。
小さめの出刃包丁で小型魚から中型魚までさばくことができます。
鯖か小ぶりな鯛くらいのサイズが適正でしょう。
オールステンレスなので衛生的で釣りに持って行くのにもちょうどいいサイズ。

こちらの小出刃は上のIST-04までと違い右利き用の片刃です。
左利きの方はIST-05Lになります。

海外製品ぽい見た目のGLOBAL-ISTですがこちらは片刃で日本らしさがありお洒落。(和包丁は片刃が基本です)
刃の尖端が普通の出刃包丁よりも薄く長く伸びています。
小ぶりなアジなど小さめの魚にも対応しやすく家庭での使い勝手も考えて作られています。

柳刃包丁24㎝(IST-06)

グローバルイスト柳刃包丁24㎝(IST-06)です。
ご存じの方が多いと思いますが柳刃はお刺身を切るのに適した包丁です。
ご自宅でお刺身を切る方は持っていて損はありません。
オールステンレスで手間がかからず衛生的です。

こちらの柳刃包丁は上のIST-04までと違い片刃で右利き用です。
左利きの方はIST-06Lになります。

鋭く研ぎだされたエクストラエッジを持つイストの柳刃は届いたその日からおいしいお刺身を美しく切りだすことができます。

和包丁3点セット

GLOBAL-ISTは値引きされていないのでそろえるならセットがお得です。

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